社協ブログ

11月14日 令和5年度まんのうささえあいサービス協力会員交流研修

投稿日:2023.11.21

11月14日(火)町役場(仲南支所)において、まんのうささえあいサービス協力会員交流研修が行われました。

この研修は協力会員の支援活動について情報の共有、及び研修を通して協力会員間の交流を深める機会にすることを目的に年2回(半期ごと)実施しています。

今回の研修は協力会員28名の参加があり、はじめに香川県精神保健福祉センター 主任 酒井 悠佑氏より自殺の現状(自殺者数の推移 全国・香川県等)や香川県・精神保健福祉センターが取組んでいる自殺予防・自殺対策事業等について情報提供をいただきました。

続いて、認定NPO法人 グリーフワークかがわ 理事長(兼 認定グリーフカウンセラー) ローマ 真由子 氏と認定グリーフカウンセラー 石原 志穂 氏より「ゲートキーパーとして私たちができること」と題して、「ゲートキーパー」として知っておくべき知識と具体的活動等についてご講義をいただきました。

会員の皆様より、講師の方の解りやすく丁寧な説明で、自殺対策の重要性について、また、ゲートキーパーの心得(身近な人が誰にも言えない悩み・不安を抱えていることに気づいたら、暖かい態度で接し、静かに寄り添い、相手の心情を想像しながらしっかりと耳を傾け(傾聴)、必要に応じて専門家につなぎ、見守る)及びゲートキーパー自身の健康管理(心身ともに健康であること)も大切であること等について理解することができたとのご意見をいただきました。

最後に、現在、支援活動をされている協力会員の皆様より実施状況及び課題等について報告があり、情報の共有・意見交換を行いました。

 

※「グリーフワーク」とは、大切な人や関係を失ったときに襲われる悲しみや、怒りや、ショックなど、さまざまな感情を抑え込むことなく、自分にあったペースや方法で受け入れてゆく過程のことです。

※「ゲートキーパー」とは、悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る人のことです。