まんのう町立図書館の企画により、社会福祉法人正友会、まんのう町地域包括支援センターと一緒に満濃中学校で福祉講座「わたしと高齢者の暮らし～その人らしさってなに？～」が開催され、当社協からも職員が参加しました。

この福祉講座は1年生家庭科の授業の中で行われました。
正友会の施設の紹介や建物の工夫、利用者の過ごし方について説明があったのち、班に分かれてイラストから 高齢者が日常生活を送るのに危険な箇所を探して発表し、各機関の職員がアドバイスを行いました。

まんのう町内で何か困りごとができた時に相談できる場所の紹介と言うことで、地域包括支援センターと社会福祉協議会の説明を行いました。
初めて名前を聞く中学生が殆どで、これから若年層に向けてのアプローチを考えていくきっかけとなりました。

また、実際に正友会で介護の業務を行っている職員の方から、日々の業務で大切にしていることや やりがい、中学生が今できることをお話して頂きました。

どの機関も中学生に向けて話をするのは初めてだったので、分かりやすい話し方や伝え方を試行錯誤しながら準備してきました。
中学生へ「伝えたいことがちゃんと伝わっているかな？」と心配でしたが、授業のワークシートには熱心に話を聞いてくれていた跡があり、伝わっていた安心と嬉しさで胸がいっぱいでした。

中学生も沢山のことを知り、学んだと思いますが、私たち職員も初めての経験を通して多くのことを学んだ福祉講座となりました。